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SWOT衛星シミュレーションデータに基づく湖水貯留量観測能力の分析:青蔵高原の代表的湖沼を事例として
LIANG Weixuan
,
FENG Wei
,
SUN Mingzhi
,
ZHONG Min
,
DOI:
10.11834/jrs.20243435
摘要
湖沼は地表水の重要な構成要素として、全球の水循環において重要な役割を果たし、同時に全球気候変動の「哨兵」ともなっています。2022年12月に打ち上げられた地表水・海洋地形(SWOT)衛星は、初めて全球の湖沼に対し二次元の広域観測を行います。今後より良くSWOT衛星データを活用するため、本研究ではSWOT衛星の利用可能性を総合的にシミュレーションおよび評価しました。本研究ではフランス国立宇宙研究センター(CNES)の水文シミュレーションツールを使用し、青蔵地域に位置するラオンツォー、マパンヨンツォー、アングラーレンツォー、レンチンシューブツォーの4つの湖に対してSWOT衛星観測データのシミュレーションを行い、SWOT衛星による湖水面の平均高度、湖の面積および湖水貯留量を観測する能力を評価しました。シミュレーションの結果、青蔵地域の4つの代表的な湖に対してSWOT衛星が観測する湖の平均水面高の精度は0.02m以内であり、シミュレーション水面高系列と実水面高系列の相関係数は0.9を超え、季節ごとの水面高変動を良好に反映していることが示されました。SWOT観測による湖面積の誤差はほとんどが10%以内でした。SWOT衛星は湖水量の逆推定に大きな応用可能性を有しています。SWOTの推定による水面高と面積の誤差は湖の静的水量推定に与える影響は小さい一方、湖底地形の推定誤差は湖の静的水量推定に大きな影響を与えるため、より高精度の湖深度事前データの取得が今後より正確な湖水貯留量の把握の鍵となります。
关键词
青蔵高原;地表水と海洋地形(SWOT);CNES水文シミュレーションツール;湖面積;湖水貯留量;湖底地形
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